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 つわり


 症状

一般的につわりは、妊娠4週から妊娠8週にはじまり、ピークは妊娠10週頃。
胎盤の完成する妊娠15週〜16週を過ぎると
ほどんどの人がつわりから解放されるといわれています。

しかし、つわりがまったく起きない人もおり、
起こりはじめる週数も解放される週数も、その症状の種類、重さも個人差が大きいようです。

つわりの原因はまだはっきりと解明されていませんが、
受精卵が子宮内膜に着床の際、将来胎盤となる絨毛を進入させて着床し
この絨毛からhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンが産生されます。

その役割は卵巣にある黄体の分解を防いでおり、
ヒトの妊娠に重要なプロゲステロン(黄体ホルモン)の産生を保たせる働きがあります。

プロゲステロンには、妊娠を維持するだけでなく、
平滑筋(内臓や血管の筋肉)の緊張を低下させたり、乳腺の発達を助ける働きもあります。

そのため、つわりは吐き気だけでなく、
唾液分泌が多くなったり、便秘や眠気、倦怠感など、
さまざまな症状が出現します。

※食事がとれず、水もうけつけないなど、体重減少が激しい場合は「妊娠悪阻」として
 病院で治療や入院が必要な場合があります。
 あまりに辛い場合は、無理せず産婦人科で相談しましょう。

 つわりの時期の養生法

東洋医学では、胃腸と子宮は関係が近いと考えられており、
この時期、子宮内で作られている胎盤形成を応援するように
横隔膜から下は冷やさないように血流を確保することも重要です。

無理のない範囲で衣食住の生活養生で子宮・胃の冷えをさけましょう。

胃がきゅっと冷えたときには、後から胃酸分泌が増えることが多く、
むかつきが増悪することもあります。

この時期、飲食できるものも嗜好の変化により限られていますので
無理せず口にできるものでかまいません、
なるべく体温に近い温度(最低でも常温)で取り入れましょう。
口をすすぐだけでもすっきりすることもあります。

また、お腹まわりや、胸まわり、背中まわりもゆるめにし、
肌のまわりに空気をとりまき保温できるように
汗吸いのよい、しめつけないもので、
お腹周りは最低でも3枚ほどまとっておくとよいでしょう。

足の血管と子宮の血流はつながっており
足首上までの靴下を履いたり、
体調のよい時に足浴することも手助けとなります。

妊婦を専門にみることのできる鍼灸師が近くにいる場合
つわりの症状緩和をお手伝いできるお灸があります。
胎児心拍の確認があったあと、
妊婦治療専門の鍼灸師にご相談の上、取り入れてみてみましょう。
 
 実は、私の第1子妊娠中の「つわり」も妊娠悪阻(つわり重症)手前でした。
 体重減少もひどく(元々があったのであまり問題にはなりませでしたが(苦笑))
 脱水症になったら困るからと、がんばって口に含む水すらもどしてしまい
 お小水が1日中出なくなってしまう事態も体験しました。

 そのため、仕事の合間に産院へ毎日通院し、輸液(点滴)を受けていました。
 (妊娠3ヶ月(8週)〜妊娠4ヶ月(12週)までの約1ヶ月間。)
 あまりにひどい日は、予約いただいている患者さんにお断りをして
 治療院をお休みさせていただく日もありました。
 尿検査をすれば、ケトン体(食事が摂れていないのでお母さんの蓄積脂肪を
 分解しエネルギーとし、尿中に出てくる副産物)が(+++)の日々。
 
 あまりにも消耗がひどい場合は入院して安静・点滴を指示される方も
 いらっしゃるそうです。(妊娠悪阻。私はそこまではひどくなかったようですが。)

 落ち込む母にまけず、お腹の子供はすくすく育ち、度々産科の先生が
 点滴を受けている私の元へドップラー片手に来て下さり、
 私を元気づけるために赤ちゃんの心音を聞かせてくれました。
 (あてる場所は子宮の大きさもまだ小さくて恥骨ぎりぎりでしたっけ。)
 「お母さんは辛いけど、こんなに赤ちゃん元気だからね。大丈夫だよ。」と。

 「明けない夜はない」じゃないですが、つわりは胎盤が出来上がる頃、
 血中hcg(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の低下によって抜けてくる方が多いそうです。
 (あわせて妊娠発覚から高温期継続で上がっていた体温も平熱程度に下がります。)

 そんな経験もふまえて、自身の産後に安産灸の研修に行き今があります。
 私の前では弱音を口にしてくださいね。お気持ちもよくわかります。
 楽になる方法をお伝えしお手伝いさせていただければ幸いです。


 治療法

 つわりの治療としては、体調を整えるための鍼治療が必要です。
 お灸と併行して治療をするのが有効です。

 お灸は、左右の乳頭を結んだ真ん中にある
婦人だんちゅう
 手の背面にある
陽池・手首の内側の内関・足の裏の裏内庭
 膝下ですねの骨の外側にある
足三里 など
 その方の症状や体質をみてを使いわけます。
 お灸は自宅ですえることができます。自宅で毎日すえます。
 効き目は、早い人なら2日程度で改善されることがありますが、
 普通1週間を目安に症状の軽減が見られます。


 ※穴(つぼ)の位置とお灸のすえ方は、妊婦専門に治療をしている鍼灸師に指導を受けてください。


  「はじめてのたまごクラブ」 2010年春号、夏号 取材いただき原稿執筆しました!
   「つわり」について、
東洋医学の観点から、
つわりの機序、養生法を解説させていただきました。
記事の紹介は→こちらをご覧くださ

 治療例
ASさん 33才 第2子 妊娠8週

 【11月7日】(妊娠8週) 往診
  夜になると悪心・嘔吐があり眠れない
  背中が張って強い頭痛がある

  《治療》
  ・点灸 右内関、左陽池
  ・棒灸にて背部兪穴を温補 全身調整を行う
  ・生活養生の指導(温補法とお灸の指導)

  → 翌日連絡があり、夜のむかつきがなくなり眠れるようになったとのこと。

 【11月21日】(妊娠10週)
  《その後の経過の連絡》
   ここのところ吐き気がぶりかえし、食べられない。
   お灸をするとまだよいとのこと。
   頭痛はなくなり眠れるようになった。

 【12月4日】(妊娠13週) 往診
  昼間の悪心はない。
  夜、嘔吐があるが、頭痛はなし。
  2週間前(上記の11月21日頃)は食べられなかったが、
  お灸を続けていたところ、今は少なめながら普通食がとれるようになった。

  《治療》
  ・点灸 ダン中、右内関、左陽池 (各3壮)
  ・背部兪穴を棒灸で温補と全身調整

  《その後》
  症状が落ち着いてきており
  つらくなければ自宅施灸と生活養生を続け、
  16週以降の安産灸開始に診せていただくこととした。 

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